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麻生圭子の京・花ごよみ [ 麻生圭子 ]のレビューは!?
年齢不詳さん
タキイ種苗さんの友の会の機関誌に三年間に渡って連載されていたエッセイをまとめた単行本です。私は友の会会員なので連載は開始から最終回まで全部読みましたが、単行本化されたらぜったいに買おうと思っていました。著者の麻生さんの文章も読みやすくてたのしかったけれど、三好貴子さんの描いた花や風景の挿絵がとても好きでした。どんな挿絵の片隅にも猫がさりげなく描かれていてかわいらしかったです。 連載されていたときよりはずっとコンパクトな構成になりましたが、贈り物にも喜ばれそうな装丁です。 読んでの感想は、京都で暮らしたくなったというよりも今の自分の住んでいるところでの暮らしにもっと興味を持って大切にしてみたいな、季節を無視した花があふれる時代だけれど、季節の花というものをもっと大切にしたいなということでしょうか。
年齢不詳さん
日頃なかなか花を愛でる気持ちの余裕などなかったけれど、これからは少し足を止めてみたいな。麻生さんのお茶に関するエッセイは、茶道と無縁の私にも、お茶の心の素晴らしさを教えてくれます。